お茶の効用
中性脂肪を減らす方法として、お茶を常飲するというものがあります。元来、お茶は薬として飲まれていたこともあり、様々な薬効成分があるために、現在でも健康に良いというイメージを持っている人も多いはずです。
近年では、特に中性脂肪を減らす効果があるというお茶も出てきています。例えば、ウーロン茶や桑のお茶、そして緑茶もそうです。これらのお茶が中性脂肪を減らすことが出来るという理由とは、一体いかなるものなのでしょうか。
お茶には、基本的にカフェインとポリフェノールが含まれています。このカフェインとポリフェノールは、中性脂肪を燃焼させる働きを持っているのです。さらに、緑茶にはカテキンという成分が多く含まれています。このカテキンは、血中の中性脂肪値が上昇するのを抑えてくれる働きを持っているのです。
このように、ポリフェノール、カフェイン、カテキンなどが多く含まれているお茶は、中性脂肪を減らす効果が高いといわれています。特に桑のお茶は、糖分から中性脂肪が作られるのを阻止してくれるという独特の働きを持っています。
お茶に様々な健康効果があることは、現在ではある程度認められてきており、さらに注目されてきています。しかし、注意すべきことは、お茶は持続して飲み続けることでその効果を発揮するということです。すなわち、即効性があるわけではありませんので、日常的に飲むように心がけることが重要なのです。